えんぴつクラスとえのぐクラスで、「myドッペルさん」制作に取り組みました。
ドッペルさん、とは言わずもがな。ドッペルゲンガーのことであります。世界に3人(え。そんなに?)いると言われている、自分とまったく同じ人間、もしその人物にばったり会ってしまったら、どちらかが消滅するらしい…
こわっ~!!しかし大丈夫!!
2年前にドッペルさん作った青木先生はこの通りピンピンしてるから!
年長さんから小学3年生まで、この3年間の差がどんなふうに作品に表れてくるか、とっても楽しみであります。
まずは、大きな紙のお布団、模造紙大の紙の上に寝転がって、自分の形をうつしていきます。 年長さんくらいだと、まだまだ一枚の紙に納まってしまう生徒さんも。
さすがに3年生になると、画用紙継ぎ足してのばさねば。
身体の形がとれたら、顔や、服など細かいところの造形をつめていきます。
肌の色も、いろいろな色を混ぜながら自分で調整します。
出来上がったら、関節で切って割りピンでつなげる。なんとドッペルさん動きます。
自分と同じ大きさの作品を作るってすごく大変。
とくに小さい子はとっても疲れたんじゃないかな。
自分より大きな紙を切らなきゃいけないし、色もたくさん塗らなきゃいけない。でも、作業の一つ一つがとてもいい勉強になったように思う。しっかり反対の手で支えなきゃ紙が切れないこと。
すばやく塗るには、絵の具の水の量が少なくても多くてもうまくいかないこと。
それから、広範囲を塗れるだけの分量を考えて色作りをすること。
途中で肌の色がどんどん変わっちゃったら、それじゃあ疲れるし、効率悪いよね。
2,3年生は、ただ色を塗るだけだったら、あっという間にできちゃうと思うんだが、そこはもう一歩踏み込んで、顔の造形にこだわったり、服に影をつけて厚さを表現したり。
結果、日ごろの制作に対する姿勢と技術力が垣間見られた制作となりました。
おお。見事にドッペルさんの後ろに隠れてしまってるじゃないか。大きさピッタリだな!!
何気に青木と3ショット。
しかし、今回年長さん勢が、すごくがんばった気がします。
大変だったけど、もうとにかくやってやる!やらなきゃ終わらんのだ~という怒涛の勢いで取り組んでいました。
年齢的にちょうどぴったりのプログラムだったんかな。