あっという間に年末ですね。
時が経つのは本当に早いですね。
最近は手を洗ったり、筆を洗ったりする時、手が冷たい〜!!
それにも懲りずに、えのぐ制作の時はここぞとばかり「手にぬっていいっ?!」と楽しそうなくれよんクラスさん・・・若いってすばらしい・・たくましい。
さて、今回はえふでクラスの「原始の壁画」のレポートです。
えふでクラスは小学校3年生以上のクラス。
客観的な物の見方もできるようになりつつ、でもまだ子供らしい「その子らしさ」が残るユニークな作品が作れる年代です。
このプログラムでは、ラスコーの壁画写真を参考にしながら、実際に自然物を使ったオリジナルのえのぐで絵を描きました。
せっかく壁画風の絵画を描くので、キャンバスもお手製です。
ベニア板の上に、ボンドや粘土、砂や木屑などを混ぜ込んで、岩肌らしいボコボコした質感を作っていきます。
お次は、下書きを元に、キャンバスの上に動物を描いていきます。
えのぐの材料になる、土や木炭、ヨウシャヤマゴボウなどの木の実を、乳鉢でゴリゴリ潰して色をつくります。この実の汁は自然のものとは思えないくらい色が濃くて、色あせも少なくてとってもいい感じ。
くじら本教室ができたら、画材用に栽培したい・・・
ラスコーの壁画の絵を見て「昔の人の画力ってすごいね」
という声が子供達から聞かれましたが、まさにその通り!
単純な線で、いきいきとした動きを表現するのって難しい。
描いてるとついつい、なんだか止まった動物みたいになっちゃうでしょ。
きっと昔の人は狩猟のため、動物の動きをよく観察する機会があったんだろうと思います。
まだまだ力作がありますが、本日はこのへんで。
ではみなさん、よいクリスマスを!!